どうやって可能性を伸ばすか

今回も前回と同様に「痛快!頭を良くする脳科学」 澤口俊之著 集英社インターナショナル を読んで記載してみたい。

「実験データからえたそれぞれの知能の伸ばし方をざっと挙げておきましょう。対象は子供です。

・言語的知能・・・・・豊富なコミュニケーション。童話などを読む。マルチリンガルを体得するには、ネイティブの環境にいれる。
・空間的知能・・・・・積み木や『ロゴ』などで立体物を組み立てる。モーツァルトを聴かせる。
・論理数学的知能・・・・・空間的知能と同じ。加えて、算盤などをする。
・音楽的知能並びに絵画的知能・・・・・本物の良質な芸術に触れる。自由に演奏したり、絵を描いたりする。自然に触れる。
・身体運動的知能・・・・・集団でするスポーツや遊戯に参加する。親子兄弟友だちどうしでキャッチボールをする。

—以上がデータに現れたある特定の『知能を良く伸ばす』方法論です。これらを読者の望みどおり、まんべんなく育むことは、無論至難の業です。仮に一つでも重点が置かれると、活動依存的変化が起こり、読者の意図は達成できないでしょう。」と記載されている。

上記で「読者の意図」と表現しているのは、全方位的知性をもった立派な人間(何でも出来る天才?)にすることを指している。このように書いてあることすべてをおこなうことは、決して無理ではないだろう。しかし、実際の子供を考えると、好きなものは喜んで行うだろうが、嫌いなことは、ただやっている、やらされていることとなり、決して知能を伸ばすほうには働かないであろう。

結局、好きだからこそ、その部分の知能が伸びるわけで、他の部分は伸びない、下手をすると嫌いになる。そして、やはり活動依存的変化により、ある部分が強くなり過ぎるとその部分に占領されることとなる。しかし、部分的にはある程度伸ばせる訳だから、とりあえず今回はこの辺で・・・