年を取ると記憶力が衰える?

「頭脳のはたらきは17歳あたりまでがもっとも活発で、その後は徐々に低下すると世間ではいわれています。これは本当でしょうか。脳を詳細に調べてみると、確かに、神経細胞の総数は年とともに減っていきますが、シナプスの数はむしろ反対に増えていくことがわかります。つまり、神経回路は年齢を重ねるにしたがって増加していくのです。この事実は若いころよりも歳をとったほうが記憶の容量が大きくなるということを意味しています。」と記載されており、うれしいやら、本当か???と思ってしまう。
本当かと思った人は多かったのではないかと思うが、それはこういうことらしい。年齢とともに記憶の種類における得意不得意が変化するが、記憶の種類(仕方)を変えないで、ずっと同じ記憶方法を取った場合、当然昔のようには覚えられないとなるということであった。以下に記憶の階層システムと転記する。

1.エピソード記憶(顕在記憶)
2.短期記憶(顕在記憶)
3.意味記憶(潜在記憶)
4.プライミング記憶(潜在記憶)
5.手続き記憶(潜在記憶)

となっており、5から1へ下から上となる。下の階層ほど原始的な生命の維持にとって重要な記憶で、上は行くほど高度な内容の記憶となる。

より具体的に表現すると、小学生ぐらいまでは意味記憶(名前と内容が矛盾するような気がするが・・・)がよく発達しているので、意味のない文字や絵 や音などに関する記憶力が高いが、より年齢を重ねるとエピソード記憶が完成し理論だった記憶力が高くなるということであった。だから、昔のようにただひた すら覚えるだけのようなものは記憶力が低下したと感じるわけで、それにあわせた手法でやればそれないの記憶力を確保できるということであった。