絶対音感・・・最近多くない?

今回は引き続き「絶対音感」 最相葉月 著 小学館文庫 を読んで気になったことをメモしていきたい。

「ある子どもは、母親がかけていた掃除機のモーター音の音名を答えた。ある中学生は、一度聴いただけのコマーシャルソングを正確にピアノで再現し た。また、ある高校生は、他の生徒が練習していた曲を部屋の外で聴いていただけで覚えてしまい、曲の名前も知らないのに、翌日ピアノで弾いた。大人が弾くのもむずかしいといわれる、ベートーベンの『ワルトシュタイン』だった。『絶対音感があるからそういうことができるのか、それとも、絶対音感を持ったために他の能力を身につけることができるのか。-以下省略-』」と書かれていた。

一音会ミュージックスクールの創設者江口寿子氏によると絶対音感を持ったために他の能力を身につけることができたと思っておられるそうだ。音楽の仕 組みがわかっているから曲の拍子や調性、和音構成、転調の仕組みなど、絶対音感を持つことによって、音に対する関心が高まり、他の能力が身につきやすくなるのだと思うとのことだ。

この本を読み進めていくと、音楽優位性は絶対音感だけとは物語ってはいないと思われるが、現時点(本の進捗状況)での絶対音感について考えてみたい。

絶対音感という響き・・・、あこがれを持ってしまう。自分も約7年位クラシックピアノを習ったがさっぱりだった。妹は3歳からずっと弾いていたが、絶対音感はついていないようだ。というのは何年も調律していないピアノで全く問題なく弾いているから、そうなのだろう。あれで絶対音感がついていたらビックリだ。

そういえば、毎週教えに訪問していただいたピアノの先生2人(途中から変わった為)も全く問題がないようなので、先生方も絶対音感を持っていなかったのだろうか・・・今にして思えばそのような気がする。

ところが、最近絶対音感を持っている子どもが多くなってきている気がするのは気のせいだろうか?

色々とテレビなどでも取り上げている為、表に出てきているのだろうか?それとも一音会ミュージックスクールのような所の卒業生が多くなってきていることと、子どもの数が減っているため、比率的に増えているのだろうか?

それとも、自閉症やアスペルガー症候群のような子どもたちが増えていて、その子たちの特殊性として、絶対音感のつきやすい子がいるので、そのような状況になっているのだろうか?

それとも、それら全てによって多くなっているのだろうか?

ひとつ、自閉症やアスペルガー症候群のお子さんを持つ親御さんに確認してみてもらいたい。自分のお子さんに絶対音感があるのかどうか?もし、ある場合、将来に向けて一つの選択肢が増える可能性があるかもしれないからだ。