身近にいませんか?

引き続き今回も「ゲーム脳の恐怖」 森昭雄著 生活人新書NHK出版 を読んで記載したい。「私の知人でもある都内某所の痴呆専門病院院長が、最近キレてしまうことが多い高齢者が急増していると話していました。中高齢者ですぐにキレてしまう人は前頭前野の働きが低下し、大脳辺縁系に対しての抑制が利かなくなってきているせいだと思われます。-中略-前頭前野の機能低下と思われる身近な例も挙げてみましょう。たとえば、人目を気にせず電車内で化粧をしている人、公衆の面前で抱き合っているカップルなど、人間らしさを表現する場所である前頭前野が働かず、理性、道徳心、羞恥心、こんなことをしたら周囲がどう思うだろうということを、考えられなくなってしまっているのです。」と記載されていた。

たしかにこの頃多くなってきている・・・電車内で○○する人、化粧や飲食ぐらいならまだしも、「優先座席付近では携帯電話の電源をOFF」などの シールが張られているにもかかわらず、その座席に座り携帯メールを読んだりしている人もちらほら見られる。きっとそういう人は優先座席に本来座るべき人が来てもシカトするんだろうな・・・と思ってしまう。

なんだか暗い話になってしまったが、今本当に多くなった。昔はヤクザな人が足を大きく開いて座席を占領するようなことが多かったように思うが、いまや普通の人が平気でマナー違反をしている。まあ、駅員さんも禁煙表示のある駅のホームでタバコを吸っている人がいても注意しないからな・・・。もちろんすべての駅員さんではないだろうが、何回かそんなシーンに遭遇して、この間もそのような人を見かけたので駅員さんの様子を見ていたら、やはり素通りだった。そして、いままで注意しているところは見たことがない。

それに、自分の子供でも、きちんと注意できる人が減っていることも関係あるかもしれない。それは子供を注意するときに、「隣のおじさんに怒られるからやめなさい」とか平気でいう人もいる。なんだか本当におかしくなってきた・・・もちろんすべて前頭前野の機能低下ではかたづけられないが、人間というか社会というか・・・まずい方向へ進んでいる気がしてならない。