100点から減点する日本?

今回も「勝者の思考法」二宮清純著 PHP新書 を読んで気になったことをメモしていきたい。

日本では、なぜかトレードは「放出」ととらえられるケースが多い。マイナスイメージなのだ。一方で、メジャーリーグでは戦力補強の手段と考えることの方が多い。アメリカでは、球団のシビアな経営方針によって、しばしば、信じられないような選手がトレードに出されることがあるのだが、これもむしろ獲得 する側の補強というプラス方面で受け取られる。
翻って日本の場合、ファインプレーを増やすよりも、ミスを少なくする方に価値を見出す。トレードは「放出」。出世競争における足の引っ張り合い、引っ掛け問題--すべてはマイナス思考から発している。もちろんこれは、野球の世界に限ったことではない。

なるほど、野球でも日本はマイナス思考か・・・と思ってしまった。

80点を取っても20点間違えたととらえる事の多い日本・・・
きっとアメリカだと80点も取ったと思ってもらう事ができるのだろう(と思う)。

これは大きな差だ。まずプラス評価されることで、さらにやる気が起きる事の方が多い。日本はどちらかというと、けなしてやる気をださせるような手法ばかりではなかっただろうか?

もちろん、学校や先生、家庭環境によって異なるとは思うが、多数の子供はきっとマイナス思考、や減点法というようなマイナスに向かってのベクトルで評価されているのではないかと思う。

だから、日本は一つのミスで人生が終わったかのような気になる人が多いのだろう。

もともと0点からのスタートであれば、何か失敗しても、また0点に戻るだけであるのに、日本では100点から始まるため、下手をすればいくら努力しても一度の失敗でいきなりマイナスされ、60点とか70点になり、他のライバルはなにもしなければ100点なので、なんか取り返しがつかないような気になってしまう。

本当に、これこそマイナスである。

この国民性ともいうべき考え方を何とかしたいものだ。

もちろん、いつものお断りで、このケースに当てはまらない方も多数いることとは思う。