LDって何?

「ADHD、LD、HFPDD、軽度MR児保健指導マニュアル―ちょっと気になる子どもたちへの贈りもの 編者小枝達也」を読んで引き続き取り上げていきたい。以下点線(--)間引用

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LDとは?
LDはlearning disabilities または learning disorders を略したもので、学習障害と訳されます。これは(1)知的発達は正常であるにもかかわらず、(2)努力しても読むこと、書くこと、計算することなどのある特定の能力を身につけることが困難、あるいは不可能であり、(3)中枢神経系に原因があると推定される場合をいいます。<省略>

頻度はどのくらい?
英語圏では発生頻度が高く、5%とも10%ともいわれています。従来、一文字が一音に対等する言語文化圏(ドイツ、イタリア、スペイン)では発生頻度が少ないことはよく知られています。日本語圏でも同様に発生頻度は低く0.5%以下といわれていました。しかし、LDの存在が知られるようになり、最近では 1~2%ではないかと推定されています。<省略>

症状は?
LDの中心的は症状は読字困難(ディスレキシア)です。ほとんどの場合、書くことも障害されますので、「読み書き障害」と考えるとよいでしょう。比較的少ないのですが、数の理解や数の操作が難しい算数障害といわれる状態もあります。ADHDを合併することも少なくありません。この場合、行動面ばかりが注目されて、LDについては気づかれないことも多いようです。そして、ADHDがLDそのものではないことによく注意する必要があります。<以下省略>
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一般的にADHDや自閉症は割と有名であろう。しかし、LDというとへたをすれば、レーザーディスクなんていう人もいるかもしれない。(レーザーディスクすら知らないひともいるだろう。)

そんなLDについては、どんな症状かというより聞いたことがないとか、それって何?という人が多いだろう。上記の引用を読んでいただければ、どういう症状かは、ある程度わかるとは思うが、その状況を理解できるだろうか?

もし、自分がADHDだったとしたら・・・・、その状態をある程度想像することは可能であろう。だから家族などが対応出来る出来ないは別だが、ある 意味その困難さや症状の想像がつき、もし子どもがADHDであると気がつけば、対応もとりやすいかもしれない。何度もいうが出来る出来ないは別として・・・・

それに対してLDは、特別小さいときには目立つ問題が少ないであろうから、ADHDが合併していない場合、気がつかず幼稚園や、場合によっては小学校へ通うようになって、あれっ・・・となるケースが多いだろう。

たとえば、自分自身で計算が出来ないとか、字が読めないということを想像する事ができない・・・

皆さんはどうだろう。LDの中では少数派である計算ができないという問題(個人的に障害という言葉はできれば使いたくないので、若干読みにくい場合があると思うが、ご理解いただきたい。)の場合を考えてみたい。

ルート2×ルート2という計算式があったとしても、知らないから出来ないという場合は、当然のように理解できるだろう。しかし、通常の計算自体ができないということが、どういうことか想像できるだろうか?どうここに表現していいのかもわからない。

つまり、それだけ一般には想像しがたい問題ということになり、気がつきにくいし、周りにも理解されにくい問題であるだろう。まして、子どもどうしの場合はなおさら理解されないだろう。

であるから、家族は自分の子どもが、変だと感じたら、どのような場合でも早く手をうってもらいたい。中にはそのうち読めるように、または書けるよう に、場合によっては計算できるようになるだろうなどと安易な判断をして、様子を見ている親がいるかもしれないが、勝手な判断はいいはずがない。

生死に関わることでもないし、世間体が気になるから、もう少し様子を見てみようなどという考えを持っている方がいたら、それは禁物だ。まずは、すぐに専門の機関に相談するのが筋であろう。それで、もし、なんでもなければ、それはそれで喜ばしいことであるだけだ。