教育・学習に関する情報メモ

手の運動と脳の関係

右手を使うと左脳が働き、左手を使うと右脳が働く???と思っていたのは少し違っていた。右利きの場合、右手は正しいけれど、左手を使うと右脳と左脳連帯して、対応している。ということであった。

それと、指先の細かい運動で頭がよくなると、よく言われていたが、実際には頭のよさと関係が深い前頭前野は働いていないということがわかり、指先の細かな運動は頭の良さには直接的に関係がなかった。

右利きの場合、一般的に苦手な左手を使うことで、右脳だけが働くのではなく、左脳がサポートしているという面白い結果であった。

適齢期は誰が決めた?

今回から、「幼児は算数を学びたがっている」グレン・ドーマン、ジャネット・ドーマン著、サイマル出版会を読みながら、気がついたことなどを書いていきたいと思う。本来はドッツ関連のプログラムを作り直す為に読み直しているもので、役に立ちそうな記述などは取り上げたい。

この本の序章の終わりぐらいに、算数とは直接関係ないが、「読み始めるのに適切な年齢(その他あらゆる適正)という考えはまったく無意味だ」という 記述があった。「5,6歳で読み始めるのが適切だと定義すること自体おかしいのですが、それ以上にきわめて危険なことでもあります」とある。どういうことかというと、5、6歳になるころには偶然色々と読みに必要な知識がたまり、結果そうなる訳で、それが子供にできてこない限りいつまでも存在しない!という考えで、それならもっと早く意図的に作ってしまえと考えるわけで、いわゆる早期教育のようなもの(そのものズバリか・・・)、これにはいろいろな意見が出てくるところだろう。

個人的見解を書くと、幼児は勉強より前にやることや身に着けることがあるという方もいるかもしれない。しかし、勉強とは何だろう?大人に聞くと、きっと「大切であるかもしれないが、大変つまらないものを苦労して覚えること・・・」という返答をする方がいるかもしれない。本当にそうだろうか?子供に聞いてみると楽しいという言葉が返って来るかもしれない。もしそうならバランスを考えたある種の教育はいいのでは・・・。つまり、子供にとって、遊び の延長になるものは、いい場合もあると考える。これは子供が通常身に付けるべきことを日々行い、更にプラスαということで・・・、また親は、これ以上覚えられない、もしくは、これはまだ覚えられないだろうなどという、大人になった自分の限界を子供にあてはめないことだ。

量の認識

引き続き前回の書籍を読んで気がついたことを書きたい。幼児に算数を教えるには次の経路があると記載されていた。
1.量の認識
2.等式(加減乗除)
3.問題を解く(数列、代数なども)
4.数字の認識
5.数字を使った数式

これを見て通常幼児に算数を教えるときは1.の量の認識は10位まで行い、2.はたし算、ひき算をほどほどにして3.へ、あとは4.の数字の認識「5.」の数字を使った数式へと移行し、ここでいう本来の「2.-3.」をしっかり行っている気がする。つまり数字を教える前に加減乗除ならびに数列、代数までもしっかり教えている点が通常と異なる訳である。これがどういうことか?また、通常の教え方を推奨している方はどのような意見か知りたいものだ。調べる必要がある。

ふと思ったが、皆さんはデジタル時計で時間の概念をきちんと持てるだろうか?特に時計を覚える年齢でデジタル時計がなかった世代についてはなおさら だろう。そのような人はデジタルの表示を見て、いったんアナログ時計を思い浮かべて、あと45分(例)とやっているのではないかと想像する。つまり、アナ ログ時計を思い浮かべ.時間の加減をそこで行い、それから数字に戻しているわけで、45分という数字をみてアナログで 270度を連想して時間の量を把握していると思う。それは時計と時間を教えるとき通常はアナログ時計を使い時間という量を認識させ5分過ぎると(加)5分 前(減)という感じで教えているから、時計と時間をお覚えるときは「1.2.3.4.5.」という順番で時間量を把握していると思うが、算数にいたっては1. (2.3.).4.5.で2.3.を簡単にすっ飛ばすように私自身教えられた。これがいいことか悪いことかは分からないが、時計や時間から考えるとデジタ ルよりアナログの方が時間量の概念はつかみやすいと思われるので、算数も同様かもしれない。

いまからでも遅くない

今回からは「記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方」池谷祐二著、講談社を読んでメモしていきたい。

頭を強く打ったりすると多量の神経細胞が死ぬということは皆さんもよく知っているでしょうが、この本ではなんと「手でげんこつを作って頭を軽くコツンと叩いただけでも、そのたびに数千個もの神経細胞が死んでしまうのです。」と記載されていて、この事実の裏づけについては詳しく書かれていないが、世の中のご両親や先生には十分注意してもらいたいものだ。
また、英国の認知神経学者マグワイアが研究した事によると、タクシー運転手の脳のある一部が、一般の人より大きいという事実をあきかにした。しかもベテランであればあるほどその脳部位が発達しているということで、さらにその運転手は成年に達してから運転を始めた人がほとんどだということから、神経細胞は大人になってからでも十分に増殖すると記載されていた。(マグワイアの研究はタクシー運転手が網の目のように張り巡らされた道を、すぐにシュミレートして最短コースを割り出し、運転をはじめるということに注目したものである。補足:03/03/14 )

本当にそうならうれしいことで、なんとなく年をとればとるほど、いまさら勉強したって・・・という気持ちになるのがふつうであり、たとえ中学・高校生だと しても、もう遅いなんて思う人がいるのも事実であろう。でもまだ子供ならなおさら十分に、勉強は間に合うということあり、日々頑張って勉強に勤しんでもらいたいものだ。

θ波とは

「θ波は主に海馬から発せられる脳波で、5ヘルツで規則正しくリズムを打つ特徴を持っています。この周波数のことをθリズムといいます。」「興味をもってものごとを見つめ考えるときのみにθ波が出るのです。」と記載されていた。

ということで、記憶力を高めたければ覚えたいことに興味をもって海馬を活動させればいいとあったが、問題は興味がないことを覚えるのに、みんな苦労しているのであって、興味があれば普通の人は記憶することに問題がないはずである。

通常リラックスをする為にα波を出そうと、クラシックなどを聞くことがある。よく調べたことがないので、はっきりしないが、このメカニズムはクラシックが αリズムなので、脳波がα波になるのだろうか?そんなに単純ではないか・・・調べる必要がある。もしそうなら、θ波への誘導も楽なのだが・・・。