ゲーム

ゲームと脳について

先日テレビを見ていたらゲームをしているときの脳の状態は脳をあまり使っていないようなことをいっていた。テレビでは詳しくわからなかったので、実際に書店で関連するものを購入し確認した。

購入した書籍は「自分の脳を自分で育てる―たくましい脳をつくり、じょうずに使う」川島隆太著、くもん出版(この本は2001年3月初版の2002年12月発行のもの)で、この本は具体的にポジトロンCTという機器を使い、脳の活動の変化を調べて記述している。対象としたゲームはアクションゲームで あり、RPGやターンオーバー制のゲームではないので、その辺の情報が欲しいところだが、結論としては単純な一桁たし算のような計算の方がよほど脳を使うらしい。

つまりアクションゲームばかりしていると、脳にはあまりよろしくないということらしい。

当サイトのソフトは○○ができるようになるというものより、頭がよくなるソフトを作りたいものだ・・・・つまり、計算ができるようになる勉強ソフトもいいが、計算ができるようになりなおかつ頭がよくなるようなものが作れたらいい・・・

ゲーム脳について

今回からは「ゲーム脳の恐怖」 森昭雄著 生活人新書NHK出版 を読んで記載したい。

「テレビゲームを長期間おこなっている人の脳波が、重い痴呆の人の脳波にたいへん類似していることがわかりました。α波のレベルとβ波のレベルが完全に重なってしまうのです。さらに深刻な状態では、β波がほとんど出現しなくなります。-中略-携帯型ゲームの積み木合わせゲーム(上から落ちてくる積み木のような形を組み合わせるゲーム)をおこなったときのデータです。-中略-ゲーム開始後、一気にゼロ付近まで激減しています。α波とβ波が重なっているということです。しかし、ゲームをやめると、その後二〇~三〇秒ぐらいで、もとの状態に回復します。-中略-重症になるとゲームをやめても、もとにもどらなくなります。また、さらに重症な人は、ゲームをやっていないときでも、痴呆者と同じような脳波を示します。」と記載されていた。

ゲーム脳については、このメモの第一回目で取り上げたが、詳しく書かれた書籍を見つけたので、今回購入してみた。この本はゲームの種類について触れているのであるが、驚いたことに上記で書かれた積み木合わせゲームと表現しているのは、あの有名な○○○○ではないだろうか?もしそうなら、最も頭を使う部類のゲームで、これをやることでいわゆる頭が良くなるのではないかとすら思っていたのに、なんとゲーム中、痴呆者と同じ脳波になるとは・・・とにかく、もう少し色々と調べたり、考える必要があるに違いない。

身近にいませんか?

引き続き今回も「ゲーム脳の恐怖」 森昭雄著 生活人新書NHK出版 を読んで記載したい。「私の知人でもある都内某所の痴呆専門病院院長が、最近キレてしまうことが多い高齢者が急増していると話していました。中高齢者ですぐにキレてしまう人は前頭前野の働きが低下し、大脳辺縁系に対しての抑制が利かなくなってきているせいだと思われます。-中略-前頭前野の機能低下と思われる身近な例も挙げてみましょう。たとえば、人目を気にせず電車内で化粧をしている人、公衆の面前で抱き合っているカップルなど、人間らしさを表現する場所である前頭前野が働かず、理性、道徳心、羞恥心、こんなことをしたら周囲がどう思うだろうということを、考えられなくなってしまっているのです。」と記載されていた。

たしかにこの頃多くなってきている・・・電車内で○○する人、化粧や飲食ぐらいならまだしも、「優先座席付近では携帯電話の電源をOFF」などの シールが張られているにもかかわらず、その座席に座り携帯メールを読んだりしている人もちらほら見られる。きっとそういう人は優先座席に本来座るべき人が来てもシカトするんだろうな・・・と思ってしまう。

なんだか暗い話になってしまったが、今本当に多くなった。昔はヤクザな人が足を大きく開いて座席を占領するようなことが多かったように思うが、いまや普通の人が平気でマナー違反をしている。まあ、駅員さんも禁煙表示のある駅のホームでタバコを吸っている人がいても注意しないからな・・・。もちろんすべての駅員さんではないだろうが、何回かそんなシーンに遭遇して、この間もそのような人を見かけたので駅員さんの様子を見ていたら、やはり素通りだった。そして、いままで注意しているところは見たことがない。

それに、自分の子供でも、きちんと注意できる人が減っていることも関係あるかもしれない。それは子供を注意するときに、「隣のおじさんに怒られるからやめなさい」とか平気でいう人もいる。なんだか本当におかしくなってきた・・・もちろんすべて前頭前野の機能低下ではかたづけられないが、人間というか社会というか・・・まずい方向へ進んでいる気がしてならない。

脳が活性化する?ロールプレイングゲーム

引き続き今回も「ゲーム脳の恐怖」 森昭雄著 生活人新書NHK出版 を読んで記載したい。「前頭前野の活動を増大させたソフトは、単にファンタジー的なものではなく、ホラー映画のような、スリルと恐怖感を抱かせるものでした。」と記載されていた。

結局、脳の活動を増大させても、リラックスできない状況を招き、長時間そのような状態を維持するのは、決していいものではないと結論付けている。そして個人的な見解ではあるが、ほんの少し生き抜き程度に行う場合や、何かを習得する為に行う(勉強など)のであれば少しの時間に限って、マイナスではない(場合によっては、ソフトであるが故の高効率的な教え方やプラス事項もある)と考えるが、長時間に渡って一般的なゲームを行うことはどちらにしてもあまりよくないことであろう。ただし、今回将棋やトランプゲームなどはデータに無かったので、なんともいえない部分は残ってしまう。個人的に将棋やトランプゲームが好きで、毎日欠かさずやっているが、いったいどうなのだろうか?・・・

神経回路形成

引き続き今回も「ゲーム脳の恐怖」 森昭雄著 生活人新書NHK出版 を読んで記載したい。「もしもテレビゲームをやらせるというのなら、せめて中学生以降、できれば大学生になってから。十八歳未満お断りです。それも三十分ぐらいまでで、週一回程度なら神経回路が掲載されにくいのです。幼児期に組みあがった神経回路のためにゲームがやめられないのです。」と記載されていた。

ゲームの話からそれることになるが、逆に言えば何かを週一回30分以上行うなら神経回路が形成されやすいということになる。つまり、何かを覚えた り、身につけようとしたら、週一回30分以上行うことだ。これが最低のラインだろう。人によっては数時間何かをやって何ヶ月も手をつけず、忘れたころにまた思い出したようにやるようなパターンを好む人もいるだろう。でもできれば、最低毎週こつこつと続けることだ。それが物事のマスターの近道だろう。でも大人になってからはもちろんもっと頻繁に行う必要があるのは当然だ。

さらに話がそれるが神経回路形成について、以前テレビでこんな実験を見た。被験者(大学生ぐらいだったと記憶している)上下左右さかさまに見えるようにつくられたゴーグル(のようなもの)をつけて生活をさせられた。最初は上下左右すべて逆であるから、手を伸ばしても反対方向へ動いてしまっていた。しかし一週間(記憶がただしければ)付けっぱなしで生活して、なんとその状態で自転車に乗れるまでになっていた。というものであった(ように記憶している)。人間の能力はすごいと思ったものだ。

いろいろと話がそれたが、大人が子供のゲーム脳の神経回路を作らないように配慮することが最も大切だが、最も難しいことだろう。