モーツァルト

モーツァルトは頭を良くする?

今回からは「痛快!頭を良くする脳科学」 澤口俊之著 集英社インターナショナル を読んで気になったことをメモしていきたい。

この本の中で、やはり一番最初に書きたいことは、以下の内容である。「モーツァルトの後期ピアノ・ソナタ(いわゆるケッヘル番号でいうK.400以降のピアノ・ソナタ)はサルたちの学習能力を高めることが知られています。私たちの実験では、とりわけ<2台のクラヴィーアのためのソナタ 二長調 K.448>で、サルたちの能力がかなり高まったことが判明したのです。別の研究グループはラットで同じような実験をしましたが、結果はなんらサルとまったく変わらなかったのです。」とのことだ。

このようなことは皆さんもどこかで聞いたことがあるにちがいない。しかし、いつもCD屋さんへ行ってはK.448 を探しているのだが、見つからない。今度はアマゾンかどこかで買うしかないだろう。ところで、この本ではモーツァルト以外ではどうかということに触れている。著者はバッハについて記載しているが、そこではデータがまだ集まってはいないといっているものの無理だと思うと記載している。

モーツァルトの才能

今回は「子どもの脳が危ない」 福島章著 PHP新書 を読んで記載したい。「脳に微細な変化を持った子どもが、ときに思いがけない才能を持っていることもある。これを発見し、その才能を認め、これを伸ばすこともこれからの教師の仕事である。たとえば、モーツァルトの父親が、天才的だが変わり者の息子を適切な指導によって大音楽家に育て上げたことをお手本にすべきであろう。このような個性と才能の発見と育成こそが、これからの時代の教育の理念でなければならない。それこそが、その子にとっても社会にとっても有益な事になる。」と記載されていた。

この部分だけだとなんのことかモーツァルトがどうしたのか、よくわからないと思うので補足しておく、ここで言いたいことはADHDや自閉症など、脳に微細な変化を持った子どものなかに、なんらかのずば抜けた才能をもっている子どものいるケースがあるということである。

しかし、問題行動の方が目立ってしまうため、才能の部分に目がいかず、普通に行動させることばかりに気を取られてしまう。その結果、すばらしい才能があったとしても、それに気がつかず、才能を封じ込めてしまう場合があるということだ。特に親の場合は普通にさせることを最重要と考える傾向があるので、逆に教師やその子どもに外部から関わる者の方が、才能に気がつき、その才能を育成しやすい場合もあると思われる。

もし、モーツァルトの父親のように、親が子の才能に気が付いた場合、一番近くにいてフォローしてあげられるという事もあるので、大変力強いはずだ。

音楽で脳に変化、マウス実験、知能優れる・・・らしい

随分前に、音楽を聞かせて育てると課題を解く力が優れ、脳に変化が起きるというマウス実験を徳島大で行ったとのことだ。

そして、その内容を簡単に言えば、「ピアノ曲を聞いて育ったマウスは、順番を間違えずにゴールする能力が優れていた。」とのことであった。

実際に紹介されている実験内容であるが、「マウスを胎児から成体になるまで飼育。

(1)モーツァルトのピアノ曲を聞かせる
(2)雑音を聞かせる
(3)何も聞かせない

の3グループに分け、ピアノ曲などは起きている12時間、聞かせ続けた。3グループを、決まった順番でゴールの場所が変わる迷路に挑戦させる。(共同通信)」というもので、これ以上の細かな実験内容は徳島大のサイトにも掲載されていないようなので、不明であり、よく分からない。

つまり、この記事のタイトルは本来「・・・らしい」などの記述は無いが、いろいろとネットでこの件について、徳島大のサイトを中心に調べたが、見つからなかった。その為「・・・らしい」と追加させていただいた。

もちろん調べ方が悪いのかもしれないが、ニュースになるようなことならば、もっと簡単に見つかってもいいと思う。

さらに考えれば、この実験結果は当然予測できる範囲であり、本来実験ならばもっと詳しく、色々なケースを考慮して行っていただきたいと思ってしまった。

しかし、記事になったことが全てとは当然考えないが、情報がない以上、この程度の実験と思う方もいることだろう。

是非、詳細が知りたいと思う。もし、ご存じの方がいらしたら、教えていただければと思う。